ウェブのMIDIデータを利用してホーダウンにする

 ◎ 歌謡曲のMidiデータ利用
  多分カラオケ用で、有料ですがウェブにありましたので、これをホーダウンに利用できないかと考え、トライしてみました。曲は「北国の春」です。

 ◎ 無料のMidiデータ利用
  東京SDクラブ八百幸さんが日本SD協会のホームページに「自前の音楽を作ってみよう」というタイトルで紹介されていますが、ここに米国や日本国内のMidiデータのあるホームページやダウンロードの仕方が詳しく書いてあります。カントリー&ウェスタンの非常に演奏のよい曲がたくさんあります。http://www.captain-dave.com/Captain_Dave's_Country_Memory_Lane/ これをダウンロードして下記2項の方法で編集すればすぐにでも使用できるホーダウンが出来ます。これは無料ですので私も最近はよくこのページへ行ってダウンロードし、利用しています。

1.MIDIデータのダウンロード
 1-1 ウェブマネー
 ウェブにある有料データ(「北国の春」は200円でした)に対して、支払う方法はダウンロードするページに2種類ほど書いてありましたが、私は「ウェブマネー」というプリペイドシステムを使用しました。

 1-2 ダウンロード
 
 歌謡曲は次のサイトにMidi データがありますのでダウンロードします。http://www.midradio.ne.jp/
 ダウンロードが完了すると「北国の春」の場合 39cdcf2059f07.lzhという圧縮ファイルがハードディスクにできます。これを解凍するとXG1334D1.midというmidiファイルになります。(解凍方法は「SDコールとパソコン」ページ中の「SD音楽のキーとテンポを変更」の記事をご参照ください)
  米国のC&Wのページからダウンロードした曲は圧縮してありませんのでそのまま使えます。

2.MIdiデータをMidiPadで加工(編曲)する

 2-1 ファイルの読み込み

 MidiPadは「ホーダウンをMIDIで作る」のページに書いているシェアウェアです。
これを立ち上げ、midiファイルを読みこむと次のような画面になります。

 2-2 テンポ、各チャンネルの音量、キーの調整

 上図のようにTempoが64、67等、変化するように設定されていますので、曲全体にわたりすべて消して一番先頭に127を設定します。これで曲全体が127一定で演奏されます。
 次に各チャンネルの音量バランスを調整します。メロディーを演奏するCh.1(Pan Flute)、Ch.7(Accordion)等の音量を下げます。
 次に「編集」→「変調」をクリックして好みのキーに変えます。キーを変える場合はCh.10を除き全チャンネルを同じ音程だけ変更します。Ch.10は打楽器ですので変えません。

 2-3 ドラムパートの変更

 「北国の春」原曲のドラムパートCh.10は下図のようになっており、ドラムが1小節に2ビートとなっています。またダウンビートがE.Snare、アップビートはBass Drumが使われ、どちらかといえばソフトな感じになっています。

 これをSDに合うよう 1小節 4ビートに変更し、アップビートを歯切れのよい楽器に変更します。Ch.10は音階に相当するところが楽器の種類になっています。色々な楽器を当てはめ、トライして決めます。
 米国C&Wのサイトからダウンロードした曲はここまでしなくても、テンポを変更し、各パートの音量を調整するだけで比較的簡単にホーダウンに生まれ変わります。

 このようなことを色々ためしてみて使いやすいものが出来れば成功です。演奏してMDに録音します。

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最終更新日 : 2002/08/06.

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