パソコンで MP3 録音
改訂'15.8.23 '05.11.21 藤岡
パーティーの録音をとるのにパソコンへMP3 録音し、これを編集する方法を試してみました。MP3⇔Wavの変換は必要ですが、一括パソコンでできますので、大した手間ではありません。レコードからコール用の曲をMP3録音も同様の操作でできます。 |
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1. | ソフト | 「午後のこ〜だ」をダウンロードし(下記サイトにあります)、これをインストールします。 http://www.marinecat.net/free/windows/mct_free.htm |
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2. | 機器のセット | パーティー録音の場合、パソコンをスピーカーの近くへ置き、テレフォンピックアップをパソコンのマイク端子へ接続します。パソコンのバッテリーは長くても2〜3時間ですので、AC電源も必要ですね。 レコードを録音する場合は、アンプの録音出力からパソコンのマイク端子へ接続します。Hiltonアンプの場合、本体後ろ側にSygnal Outと書いたRCA 端子がありますので、これに接続します。 |
入力レベルは高すぎないように注意します・・・高すぎると音が歪みます。 |
3. | 録音 | 「午後のこ〜だ」を起動し、上の[ライン入力MP3録音]をクリックすると右のような画面が現れます。[出力フォルダ]を指定、「入力チャネル」を[モノラル]にし、[録音開始]をクリックすると画面に音声の波形が表示され、録音状態になり録音時間も表示されます。同時に[録音開始]釦が[録音の停止]釦に変わります。 テストで録音し、イヤホーンで録音されたMP3ファイルを再生して聴き、録音状態を確認します。近くにACコードがあり、テレフォンピックアップがハム(ブーンという音)を拾っている場合がありますので、この場合ACコードを遠ざけます。 あとは時々コールの切れ目に[録音の停止]を押し、再度[録音開始]を押してあまり1つの録音時間が長くならないようにします。長すぎると後で、音声波形を編集するとき、パソコンに負担がかかり、動作が遅くなりますので編集がやりにくくなります。めどとしては2時間以内がよいと思います。 レコードを録音する場合、音量調整は歪まない範囲でできるだけ大きい音量に設定します。但し、「PEAK LEVEL」表示が90%を超えないようにします。また後から曲の頭を切る作業を回避できるよう、レコードへピックアップを先に置いて、曲がスタートする直前に素早く録音釦を押すとよいでしょう。こうすれば、そのまま編集せずに使用できます。 |
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4. | 編集準備 | 録音したら次項の編集をするわけですが、編集はWav ファイルしかできませんので、録音してできたMP3ファイルをWavファイルにデコード(逆変換)します。 「午後のこ〜だ」画面上の[MP3デコード]タブをクリックして画面を変えます。 [データの追加]をクリックし、録音してできたファイルを探してこれを選択し、[開く]をクリックすると変換対象ファイル名が画面に表示されます。 [デコード開始]をクリックすると変換が開始されます。 但し、WavからMP3に変換するとき、音質がわずかに劣化します。従って、レコードからの録音はWavで行い、編集後MP3へ1回だけ変換して使うことをお奨めします。 MP3からWavへの逆変換では音質劣化はありません。 |
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5. | 編集 | チップ毎のカット、音量レベル調整、不要部分のカット、フェードイン・アウト、等の編集を「Sound Engine」というソフトで行います。これは別のページをご参照ください。これでちょっと手間がかかる作業はこの編集だけになりました。 |
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6. | MP3変換 | 編集できたら、MP3へ変換します。 ・「午後のこ〜だ」の画面で、[MP3エンコード]タブをクリックし、「Wav追加」をクリックします。「開く」画面が出ますので、保存フォルダを開き、対象Wavファイルを選択すると、「午後のこ〜だ」画面に入ります。 ・[エンコード開始]をクリックすれば、mp3に変換されます。 ・変換が完了すると、「エンコード結果」画面が出るので、[閉じる]をクリックします。 ・「正常にエンコードが終了したファイルをリストから消去します。よろしいですか?」と表示されますので[はい]をクリックします。 ・さらに「正常にエンコードが終了したファイルをディスクから消去してもよろしいですか?」と表示されます。通常は[はい]でよいでしょう。あとからもう一度編集し直したい場合は、[いいえ]をクリックするとWavファイルが残ります。 |
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7. | CD焼付け | これをCD-Rへ焼いて配布します。最近流行のMP3プレーヤ等に転送もできます。 |