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CALLERLAB

ダンスプログラム 用語

スクエアダンス用語をリストにしたコーラーラブの文書

[米国Callerlab 原本]へのリンク

1987年4月
国際スクエアダンスコーラーズ協会


用語辞典

用語辞典 最初に'84年シカゴにおいて承認され、'85年フェニックスにおいて改訂された。序言は'86年バルティモアにて検討され大きな反対はなかった。現在の版は'87年4月1日付けである。

序言 この用語辞典は、ダンス・プログラムにかかわらず、今日のスクエアダンスの中で私たちが使用する資料および用語を参照するための情報源です。さらにこれには歴史的な意味のあるいくつかの用語を含んでいます。しかし、かつて使用され、それ以来廃棄されたすべてのコールのコレクションではありません
私たちは、活動の中で私たちについてくる人々に情報を渡す手段としてこの用語辞典を使用します。

 私たちは、特別な動作を記述する言葉の使用について柔軟になろうとします。すべての人々が同じ方法で言葉を解釈するとは限らないでしょう。曖昧さが生じる場合、私たちは混乱を減らし、かつダンサー成功への、より大きな可能性を提供するためにいろいろな記述を使用しようとします。記述的な言葉(私たちの日常会話の中で一般に使用される言葉)は、教えるときの最も一般的な形式であるので、個別の基礎用語に含まれず、ここに含まれています。私たちは、何も当然と考えないようにしました。コーラーとして、ダンサーに正確に伝達する仕事をすれば、私たちはスクエアダンス活動を永続させる利益を提供できるでしょう。これが私たちが CALLERLAB用語辞典の中で使用した用語と記述の作成についての考え方です。

 多くの教育マニュアルは先生に対し同じことを説明するのに色々な方法をとるよう助言しています。何が各個人内に理解を生じさせるか、私達の誰もが知りません。私たちは、いくつかのものが通常うまくいくことを経験から知っています。私たちが遅い学生、あるいは余分な時間および何かをよく学習するのに忍耐を必要とする学生に会った場合、その後で様々なアイテムについていろいろな方法で記述することを、評価できると思います。私たちが「バイアス上で」と言ったならば、これは労働者ではなく裁縫師にとって1つのことを意味するかもしれません、「対角線上で」、さらに「katty コーナー」と言ったほうが、より明らかかもしれない。
[訳者注: katty という単語の意味がわかりません。辞書にありません]

 同様に、今日のダンス・プログラムの構成が様々な体型および配列を含めるようになって複雑になり、私たちは動作について記述するため最も単純な用語を使用しようとしました。私たちは、定義がすべてのダンス・プログラムに状況が適合するとは限らない、ということを認識しています。しかしながら、私たちは、ここに使用される記述が、より複雑なプログラムのダンスをしたくはない人々と同様に、学生ダンサーにも有効であると思います。もし男女の配置を入れ替えた場合、何らかの調節が行われなければならないということは認識していますが、私たちは通常ゼロの配置を体型に使用します。

********** 用語辞典 **********

ACROSS THE SET: 向き合ったラインで、カップルがright and left thru でセットを横切る(across the set)、あるいはladies が一方のラインから他へ(across the set) chain を行う。スクエア体型で、2つの向き合ったカップルの間で動作を行う、例えば head ladies chain across the set あるいはfour ladies chain across the set で、4人のladies がパートナーから向かいの男性へ動く。

ACTIVE COUPLES (あるいはcouples): コーラーに動作を行うよう指示された人。

ALONG THE LINE: 向き合ったライン、two faced ライン、あるいはocean wavesで、同じ体型内の他の人とコールを行う。

AROUND ONE (two、等): 動いている1人または複数のダンサーが外へ動き、指示された1人(またはそれ以上)の動いていない(non-active)ダンサーを回るような指示。

BREAK: 1.解くため、手を離す。
      2.Tips の間の時間。
      3.Singing Call の中間の間奏。

BREAK TO A LINE: Circle to a line 参照。

CORNER: 静止スクエアから、男性に対し時計回りに最初の女性、女性に対し反時計回りに最初の男性。

DAISY CHAIN: 今日のスクエアダンスでは通常直接的にコールされる一連の動作に付けられた名称。ダンサーはright and left grand の方向へ2人進む。そのダンサーと左forearm で半回転し、pull by して反対の方向へ動き、出会ったダンサーと右forearm で半回転する。もう一度左、右と2人前進しそのダンサーと右手で半回転する。このような2人前進して1人back するパターンを各ダンサーがパートナーに会うまで続け次のコールに従う。

DON'T STOP DON'T SLOW DOWN: Home へ着いてもpromenade を続ける指示。

DOWN THE LINE: Along the line を参照。

END LADIES CHAIN: 各ラインの端の2人の女性が一方のラインから他のラインへ斜めにchain を行う。

FACE IN FACE OUT: 静止スクエアから、方向を90°変えるコール。

FACE THE SIDES FACE THE HEADS: ダンサーがパートナーと背中合わせになり、外のカップルを向く指示。

FACE THOSE TWO: 指示されたカップルが一緒に動いていた人の方へ向く。

FACE TO THE MIDDLE: 通常Active ダンサーに、現在向いている方向から体型の中心の方へ1/4回ることを指示するコール。

FACE YOUR PARTNER: 1/4回転してパートナーに向くことを意味する。

FOUR LADIES (GENTS) PROMENADE: コールで指示された人が特に指示されない限りスクエアの中を右へ(反時計回り)single file でpromenade する。その距離(半周、一周、等)はコールで指示される。そのときActive でない人は他の人が外をpromenade するときはcenter へ、他の人が中をpromenade するときは外へ動く。

FULL TURN AROUND: この動作は基本的に半回転より多いarm turn またはcourtesy turn を説明しており、これに続くダンサーの次の動作を指示する説明的なコールに完全に左右される。

HEADS: 1.  静止スクエアで: Head couples はNo.1とNo.3であり、#1カップルはコーラーに背を向け、#3はコーラーの方を向いている。
2.  コントラで、コーラーに最も近いカップル。

HOME: 各男性に対しては、スクエアの開始位置; 各女性に対しては、コールがあった時に踊っている男性のhome 位置。

INDIAN STYLE: Single file と同じ。

INFACERS: スクエアまたは体型のcenter を向いている人。

LADIES CENTER BACK TO BACK: コールで指示された女性(または人)がarm turn して背中合わせになり、center へステップする。

LADIES CENTER BACK TO THE BAR: 女性がスクエアのcenter へ3歩進み、4歩目で止まり、最初の位置、つまり”bar”へ後退する。

LEADERS: どのようなtandem 体型にあっても No.1のダンサー。

MAKE AN ARCH: 2人がつないだ手を上げる。2人がside by side に立っていれば片手のアーチ、2人が向き合っていれば両手を使ったアーチになる。

ON TO THE NEXT: カップル(もしくは単独のダンサー)で動作を行った後、active ダンサーまたはカップルが進んでいる方へ、次のポジションへ動く。

OPPOSITE: あなたのoposite はセットの向かいにいるダンサーである。

OUTFACERS: 静止スクエアから、スクエアまたは体型のcenter から離れる方へ向く。

PARTNER: 静止スクエアから、男性に対して、反時計回りに最初の女性、taw とも呼ばれる。女性に対しては、時計回りに最初の男性で、またpaw とも呼ばれる。

PATTER: 1.  動作に対しては指示の実行に必ずしも重要でない、呼間を埋めるのに使われる韻を踏んだコーラーの言葉。

2.  Singing call レコードとは違ったhoedown レコードに合わせてコールされる即興的なタイプのコール。

AND A QUARTER MORE: ダンサーが前のコールを終わった後、その動作を同じ方向へ更に90°続けることを知らせる用語。

REVERSE: Figure を、時計回りを反時計回りに、またはその逆に方向を変える。

RIGHT HAND LADY: コールが与えられたとき、男性が立っている位置から前の、つまり反時計回りの位置に居る女性。

ROLL BACK: カップルであればパートナーから離れるように回る。Single file であれば中心から離れるように回る。

ROLL PROMENADE: Couple promenade がdo paso または普通courtesy turn で終わる一連の動作が完了する前にコールされたとき、ダンサーはぎこちなくcourtesy turn ポジションにならないで、promenade ポジションになりwheel around つまり”roll promenade”を行う。

SET: 固有のダンスに対して要求される、ダンサーの体型。

SIDES: 常に2と4のカップル。(HEADS を参照)

STEP FORWARD (STEP THRU): ダンサーがocean wave に居るとき、全員手を離し指示された人が隣のダンサーを通り過ぎるように一歩前進して次のコールを待つことを指示する用語。

STRAIGHT AHEAD: 回らないでpull by またはまっすぐ前に動くことを教えるような指示。Allemande thar の配置から、例えば、straight ahead というコールはslip the clutch と同じである。

TAW: 男性のパートナー(伝統的な言い方)

THOSE WHO CAN: 与えられたコールを論理的に行うことができる状態に置かれた人を示す。

TANDEM: Leader と trailer 、1人の後ろに他の1人が居る2人のダンサーの体型。

TIP: スクエアが形成された時から、個々のコールグループが完了し、コーラーによって解放されるまでの、スクエアダンス中の1つの区分。Tips は地域によって異なる。多くの地域で普通に行われているtip は1つのpatter call と1つのsinging call から成り立っている。

TRALERS: Tandem 体型においてleader の後ろにいるダンサー。

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翻訳:'05.12.2 藤岡

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