SDコール作成ソフトについて

 3つを使用してみましたので、その感想を書いてみます。サイトコールをすればこういうソフトでダンスの構成を作る必要はありませんが、ダンサーが居なくてもグラフィックスが画面で動いてくれますので、サイトコールの練習や訓練にはなると思いますし、駒等で作った構成を確認することもできます。A2やCレベルでは予めコールを作成し、リーディングを行うのが普通ですのでこのようなソフトは必須になります。

名称

概要と入手方法


”SD”

”SD”の画面

"SD couple"とも
呼ばれています
 米国の William B. Ackerman and Stephen Gildeaという人が公開しているWindowsのフリーウェアです。非常によく出来ていると思います。左図(クリックで拡大)のように、コマンドに応じダンサーの絵が自動的に変化します。MS, Plus, A2, C1〜C4すべて対応しています。
下記のサイトでダウンロードできます。
   http://www.challengedance.org/sd/の画面で Get Sd now!をクリックし、Download install.exe をクリックします。

 Windows XP、Windows Vista、Windows 7で動きます。Windows 10も動いていましたが、最新のセキュリティ更新を行うとファンクションキーを押したとたん、フリーズします。ファンクションキーを使わなければ動作します。Windows 10 32ビット、64ビット版共に同様です。
 ファンクションキーを使わない場合、[F1]→Heads start、[F4]→resolve、[F9]→undo、[F10]→end of this sequence とキーインします。
 フリーズした場合は[Alt][Ctrl][Del]キーを同時に押し、タスクマネージャを起動すればSDを終了させることができます。

インストールと操作:
1) ハードディスクのCドライブへ”SD”という名称のフォルダを作っておき、ここへ Install.exeを入れます。
2) install.exe アイコンをダブルクリックします。
3) "SD"フォルダ内に解凍され、インストールが完了します。
4) 「SDショートカット」をダブルクリックすると起動します。「Sd couple」でも起動でき、絵の表示が変わります。「SD nocheckers」というアイコンもありますが、日本語のWindowsではうまく表示できません。
4)操作方法は別のページにありますのでご参照ください


SRC SD

(Sdtty)

 フリーウェアでMS〜C4まで対応しています。基本的に上記のSDと同じですが、Sdttyのみです。Windows のコマンドプロンプト上で動き、マウスによる操作はできませんので全てキーボードでコマンドを入力する必要があります。但しチャレンジのコールに対しては菊池さんにより、柔軟性が高く改良されているのでチャレンジコーラーの皆さんはこれを使用していると思います。
 http://www.kikuchi-san.com/ のサイトでダウンロードできます。このページの「SRC Sd」をクリックするとダウンロードページが表示されますので、最新版をクリックすればダウンロードが始まります。

インストール:(ファイル名はバージョンにより変わりますが、Sd580sで記載します)
1) 解凍します。(ダウンロードフォルダを開き、Sd580s.zipのアイコンを右クリックし「すべて展開」をクリックすると解凍されます)
2) 解凍が完了するとSd580sというフォルダーができます。これをハードディスク Cドライブ直下等へ入れます。
3) この中にSdttyという実行ファイルがあります。しかしこのアイコンをダブルクリックしても起動はしますが、操作できません。新しいバージョンには起動用の"sdtty_us.bat"がありますので、これをダブルクリックすれば起動できます。
4) "sdtty_us.bat"を右クリックしてデスクトップ等へドラッグし、「ショートカットをここに作成」をクリックすると、起動用ショートカットができます。(または次に記載した方法も可能です)
 
起動用ショートカットの作成とその設定:
1)  フォルダー「Sd580s」を開き、この中のsdtty.exeというファイルを右クリックし、「ショートカットの作成」をクリックします。できたショートカットをデスクトップへドラッグ&ドロップします。
2) 以下次のページをご参照ください。:SRC SD [Sdtty] ショートカットの設定
操作方法は基本的に”SD”と同じですがキーボード操作だけで、マウスは使えません。これはWindows 10 セキュリティ更新後でも正常に動作します。
 


WinHash

Windowsで動き Lorenz Kuhlee氏作です。レベルはA2まで対応しています。以前Supreme Audioで扱っていましたが、現在は入手先が不明です。

ウィンドウズの画面上できれいなグラフィックスがあたかもダンサーが動くようにスムーズに動き、わかりやすくできています。マウスで候補コマンドを選び、クリックして操作します。ダンサーの動きは調整してゆっくりした動きにも出来ます。
 これはWindows 10 32bitでは動きます。Windows 10 64bitでは動作しません。

その他

Taminations:パソコンへの導入はまだできていません。Microsoft Storeのアプリ取得が必要なようです。スマホではよく使われています。

 最終更新日 : 2023/2/14.

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